精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

若者に幸あれ。

やはり、と言うべきか、今日は、ここ数日で比較的調子が良かったかもしれない。

これを安易には、結果論と原因として考えられない部分はあれど、(というのは、今日は、リハビリがあったから)昨晩は筋トレも軽めではあったけれどやって、早めに寝て、出来る限りのことをやって今日のウォーキングと相成った。

 

それだけ、準備していると、気負いみたいなものもあって、なんだか、これでダメだったらどうしようと、ネガティブな僕が顔をのぞかせて、緊張して落ちつかなかったりで、家の中では相変わらずの足のすくみようであった。

 

そして、今日は、リハビリに看護学校の学生さんが見学に来るとのことに。

もう二度と会わない人だとは思うが、人付き合いがほとんどない生活をしていると、家族ともそう会話もしない僕にとっては、これ以上ない、プレッシャーともなる可能性はあったが、意固地に断ることもできなかった。

 

結果、僕は、今日、寒風吹きすさぶ田んぼ道を僕、Yさん、学生さんのパーティーで突き進んだのだった。

ウォーキングの際には、僕は歩くことに集中するため、ほとんど会話をしなかったが、聞くところによると、学生さんは、僕の高校の後輩にあたり、また、お父さんも同世代であることが分かった。

 

医療現場での人手不足が叫ばれて久しいが、そんな渦中に身を投じようとしている若者を、僕はあまりにも眩しくて直視できなかった。

一期一会とはいえ、奇跡とも言える新たな出会いを嬉しく思いながらも、やはり、終わるころには、そのことが寂しくもあった、今日この頃。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ