精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

気が楽になる呪文。

この空のように、いっこうに好転しない体調が不安を日に日に大きくする。

そんなわけで、思い切ってDBSの電圧をリモコンで左右0.1㎃ずつ上げてみた。

夕飯後、ソファに座っているだけど、なんだか楽に慣れてないと感じたので、上げたのだがその後、楽になったのか、ウトウトしてしまった。

 

今朝は、金曜の朝なので、リハビリがあり、朝寝が出来ない。

イヤでも朝活(?)となるわけだが、マッサージしてもらったり、軽い運動する分には問題はない。

 

そして、午後、作業の合間を縫って、ウォーキングに出かけたわけだが、何か、今日は、いつもと違っていた。

前半、まずこの気温の高い陽気に誘われたのか、やたらとウォーキングしている人が多いのだ。

 

僕がいつも歩くコースは田舎の田んぼ道なので、舗装はされていても、ここ最近は、誰一人として、すれ違ったりということは全くと言って良いほどなかった。

だから、すくみ足で立ち止まろうと、空の下で一人深呼吸して冷静に慣れたのだ。

 

全ては言い訳に聞こえるかもしれないし、これじゃ電車に乗って遠出なんてできやしない。

後ろからスタスタ歩いてきた人に追い抜かれては、足音にビクビクしたり、すくみ足で立ち止まっても、結局、深呼吸したつもりでも、肩の力が抜けずに前のめりになって、地面に手をついてしまったり…。

さっきまで作業していたので、身体もガチガチだったのもあるだろう、昨日に比べ気温が下がり、風が冷たかったのもあるだろう。

 

とりあえず、前半は、今日のウォーキングが気分転換ではなくなって、果てしなく続く試練のような苦痛を感じざるを得なかった。

だが、後半から緩やかな下りになったので、徐々に重力の助けもあって、足が前に出るようになって、リズムも比較的とれるようになっていった。

 

明日、朝は今日以上に冷え込みが厳しいが日中は今日より暖かくなる見込み。

相変わらずの気温の乱高下と時を同じくして身体に現れだした、日内変動と酷いすくみ足。

見通しとしては、来週の受診日は寒くはないが、その後寒の戻りも予想されている。

引き続き、睡眠、運動、姿勢、呼吸など、やれることはやっていくしかない。

 

上手くいかないのが普通。

慌てない、焦らない、諦めない。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ