大会3日目を迎え、日本チームは、日本時間で昨晩、デンマーク戦をいい形で勝利をして、勢いに乗るかと思えた。
昨晩の試合は、確か、ロースコアで均衡した状態で迎えた第7エンド後攻パワープレーが見事にハマって一挙4点のビッグエンドを作り、勝利した。
だが、今日さきほど終わったイタリア戦は、僕が見る限り、次元が違うような圧倒的な強さを見せつけられた印象だった。
イタリアには、北京オリンピックで金メダルに輝いて、この種目の女王とも言える、コンスタンティーニ選手がいる。
4人制でも日本チームはもう、イタリアには勝ったことがあまりない印象。
ペアを組んでいる男性選手は、北京の時とは違うけれど、とにかく、一投目、コンスタンティーニ選手のドロー精度がずば抜けているし、これに伴い、いつの間にか、イタリア優勢な配置になってしまう。
挙句、日本は苦しいショットばかりをさせらるという試合展開で大差をつけられてしまった。
そんなイタリアに土をつけたのが、現在4勝無敗のスイスである。
選手のことはあまり詳しくないけれど、スイスはおそらくこのまま、独走態勢にはいるだろう。
予選は10チーム中、3チームしか勝ち上がれないから、1敗でスイスを追走するエストニア、イタリアには勝っておきたかったが、終わったものは仕方がない。
今晩深夜のスペイン戦は勝って、明日のドイツ戦につなげたいところである。
がんばれ、ニッポン!