精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

他力本願。

上の写真、公園にある大木なんだけど、その右下にあるのが公衆トイレである。

ここ最近、ここを通るたびに異臭というか、糞尿の匂いがちょっとキツかった。

それで、今日たまたま、トイレの裏側から公園に入って、マンホール蓋みたいなの踏んだらそれが浮いていて、汚水が溢れてきた。

 

臭いもそうだけど、最近、この大木の陰で、車を停めて休憩する人がトンと見かけなくなくなった。

それで合点がいった。

邪推かもしれないが、このトイレが汚水が溢れていることを知った人たちが寄り付かなくなったのでは、と。

おそらく、ほかにいくらでも公園やトイレはあるだろうし、第一、公園のトイレの汚水が溢れているから、ってどこに言えばいいのやら、ってなって結局なんもしないのではなかろうか。

 

僕は、単に公園の脇を通り、天気がいい日はこうやって大木の写真を撮るだけ。

しかし、ここのトイレがいつも汚水の臭いが漂っているのは、気分がイイものではない。

僕は、ウォーキングから帰ると、暇(?)そうな母にこのことを言ってみた。

すると、今どき電話帳をめくりだして、とうとう、明日バキューム車の出動要請を取り付けたらしい。

 

これは、ただ、今日あったことだが、他力本願という言葉があるように、みんな自分のこととして考えられず、誰かがやってくれるだろうと思っているところがある。

それは、僕のこの身体についてもそうなのだ。

 

つまりは、昨日書いた内容にリンクするが、自分の持病に対して、他力本願になってしまっては、多分、それは、いい結果に生むことは難しいのではないか。

たとえば、この薬を飲んでおけば大丈夫とか、このストレッチをしていれば、進行しない、なんてものはないのだ。

 

だから、毎日こうやって引きこもり生活をしていても、同じ日というのはないし、それは体調も同じわけで、またそれが分かるのは、自分しかいないし、専門家に毎日診てもらえるわけでもないので、今日も炎天下のなかウォーキングをして、作業が思うように進めなかったのでさっき仮眠をして、このあと、ストレッチをきちんとして今日1日でできることをしておこうと思うのだ。

 

それでは今日生きている奇跡にありがとうございます。

明日も良き一日でありますように。

あした天気になあれ