精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

僕が作業するわけ。

ここにも、時々書くことがあるが、僕は、毎日平日は、2~3時間PC作業をして報酬を得ている。

報酬は、微々たるもので、大半は家族の援助に頼っているのが現状である。

 

無理をして、仕事を選んでやれば、もしかしたら以前外に出ていた時と同等といかなくても、月々の出費をまかなうぐらいは稼げるのかもしれない。

しかしながらそれでは、身体のことが二の次になってしまい、病状が悪化することも十分に考えられる。

 

かと言って、何もせず暇を持て余すのも精神的苦痛にもなるし、家族に対する罪悪感も感じないわけではない。

まず、ひとつには、形だけでも作業をすることで、そのストレスを軽減させる意味があるのだろう。

 

実際問題、いつかは、この生活も立ち行かなくなる、もしくは変化を余儀なくされるだろうが、(それは近い将来かもしれないけど)先のことを今考える、またはそれに備えて行動することは、(何かあるのかもしれないが、今はまだ分からない)今の僕の身体では現状、無理することぐらいしかできないのである。

さらには、そんな毎日の葛藤の中でも芽生えてくる、自分への不信感や自己嫌悪を和らげる効果もあるのではないだろうか。

 

とりあえず、今はいかにして「楽に生きる」かである。

「無理せず頑張る」ことを目安に、身体の筋トレやリハビリの時間も確保しつつ、一方では、作業を遂行することで微々たる報酬による承認欲求みたいなものを満たすことで、ネガティブになりがちなメンタルのバランスを取り、今の生活を前向きに続けられていられるのだと、今は思う。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ