精十郎日記

若年性パーキンソン病とDBS(=DeepBrainStimulation脳深部刺激療法)と僕(40代・次男)

自分を許す。

今日は、ご覧の通り、雲一つない快晴。

おまけに、特に風もなく、(明日は風強いそう)ぽかぽか小春日和となった。

当然、日曜日だし、作業はしないので、外に出ない理由はなかったのだけど…。

 

自転車に乗って出かけたが、昨晩言ってるそばから夜更かしをして、(一昨晩より1時間くらいしか変わらないんだけど)それと決めつけるのもあれだけど、何だか、身体のダルさを感じるのだった。

昨晩の筋トレはそれほどハードにはやらなかったのに、妙に足にペダルの重さがズシリと感じたり、すくみ足も比較的出現率が高い。

 

こうなると、みるみるうちに自信はなくなり、青空の下、清々しく風を切って走ってるどころではなくなって、つまりは、コンビニに寄り道するのが恐怖でしかなくなってしまうのだ。

どんなに頭の中から振り払おうと、これまでコンビニで転んだ数々の記憶が蘇ってきてしまう。

いっそのこと、コンビニ行かなくてよくね?

 

そんな声が弱気な自分に囁く。

そういえば、買い物といっても、今日は、それほど甘いものも欲してはいない。

外出は、ウォーキングと自転車(コンビニ寄り道含む)を原則1日おき交互にやろうとは決めているが、それはそれ、自分が決めたことだし、鉄の掟でもなんでもない、何とでもなる。

もしうまくいけばいいが、これでまた転んでしまっても、せっかくの日曜日の晴れやかな気分が台無しではないか。

 

だいたい、迷いが生じた時はろくなことがない。

すくみ足と同じだ、どっちの足を出すのかがはっきりすれば、足は前に出るもの。

 

自転車に乗りながら、すくみ足がないことをいいことに、さんざん悩んで、運命の分岐点で僕がとった道は、コンビニではなく、帰路だった。

あまりにも、踏ん切りがつかない状態で危険な場所へ行くのは、今日の僕にはできなかった。

 

勇気ある撤退、もとい、勇気がないから撤退と言ってもいい、正直に認める。

毎日の体調に一喜一憂、情緒不安定で優柔不断。

上手くいかないのが普通っていうけど、怖いものからは、逃げたいものだ。

今日は、自分を許すことに専念しようと思う。

 

ではでは今日生きている奇跡にありがとう。

明日も良い一日でありますように。

あした天気になあれ